謎と物語(ストーリー)でお客様を動かすには?
「以前よりお客さんの反応が悪くなって来た。。。」
「チラシを撒いても、反応率が悪い。」
「増税後、お客さんの反応がどうなるか?読めずに怖い・・・」
以上、最近聞いたり話したりする機会が頻繁にある内容です。
そこで今回は、「どんな内容でお客様は動くのか?」を考えてみました。
まず、多くの人に共感して貰えたり、その時代の雰囲気に合ったりすると効果が出る確率が高いのが「物語(ストーリー)」です。
「負債総額○○億円の会社を○年で黒字に変えたカリスマ経営者」
「失敗からヒントを得て倒産寸前の会社をV字回復させた、ヒット商品開発秘話」
「金なし・コネなし・一文無しから、僅か○年で売り上げ○億円を達成した起業成功術」
など、まず「自分」に当てはめてみて、「自分にも叶えられそう」「自分にも同じように出来るかも」と、広告コピーで感じて貰えればOK。
要は、“興味と関心を持ってもらい、購買意欲が湧いて来て、共感するファンがたくさん増えてくれる状態”が作り出せれば成功ということです。
続いては、「謎」と「疑問」です。
人間は、よく理解出来ない内容や疑問に感じたこと、そしてどうしても意味不明な「謎」、そして「矛盾」に突き当たると、その理由を知りたくなって、答えを見つけるために行動を開始する特徴があります。
不安や不安定という心理状態になると人間は、それを解決しないとスッキリしないということです。
自分に当てはめてみても、モヤモヤや悩みを抱えていると、当然ですが早く解決して次に進みたくなりますね!
「お客様の疑問や悩み、不安に感じていることを解決に導く商品やサービスを提供しましょう!」と、よく言われるのがこの内容です。
これらの内容は人間の心理に働きかけて反応してもらうという流れですから効果が上がる確率は高まりますが、使い方に充分な注意を払う必要もあります。
発信する内容に事実と大きく違う内容や著しい脚色があったりすると、一気に悪い評判が広がります。
使い方は紙一重ですね!
Point
誰にでも理解できる、ありきたりな言葉は反応率が鈍い場合が多い。
自分が「聞いて欲しい!」「お届けしたい!」というお客様をイメージして、個別に明確で具体的なメッセージが重要
しかし・・・
不安や恐怖を過度に煽る内容は詐欺と紙一重になる可能性大なので要注意!
英彩人 旬報 2014年3月号より
2014/03/01